現在のお家づくり、水回りの床は、フロアやフローリングなどの床材ではなく、
タイルやクッションフロアをオススメしております。
(以前は普通にフロア材などを使っていたのですが・・・)
タイルは、耐用年数が長いことがメリット。
でも、冬は冷たく寒く感じる。
クッションフロアは、耐用年数は短い。
(使い方にもよりますが、月日とともに表面がはげたり、
クッションフロア自体がはがれたり)
でも、お掃除は容易だし、タイルのように冷たく感じることもない。
一長一短。
もう、どちらが好きか!で、決めて良い部分だと思っています。
コンセプトルームの洗面所床。タイルです。
通常は入口から見て正方形に見えるように貼りますが、
あえて、斜めに張ってもらいました!
少し貼り方を変えるだけなのに・・・
すごい材料の無駄!が出ます。
職人さんの手間も、通常よりだいぶかかります。
でもでも・・・
どうしてもここは斜めが良かったのです。
仕上がりは、とても満足で、思いっきりのスマイル!!!になったのを覚えています。
工務店では、お施主様が斜めに貼りたい!というと、イヤがります。
何がイヤかって、
コストアップにつながってしまうからなんです。
しかも、まっすぐ貼っても斜めに貼っても機能的には変わらない!って、
心の中で思っているからなんです。
けれど・・・違いますよね?
お施主様は、住んでから毎日目にするところ、
そこが、とびっきりスマイルになれるところだったら、
そして、コストアップにつながってもそこを了承できるくらいの金額だったら・・・
トライすべき!だと私は思います。
そして、これからお家を建てようと検討されている方へ・・・
まずは、ご自身のしたいこと、相手へ伝えてください。
そして、できない!と、返事をいただいたときは、
ご自身が納得するまで、どこがどうできないのかを聞いてみてください。
コストアップのことだって、
勝手に工務店がお客様に良かれと思ってなるべくしないように心がけてしまうこと。
どちらを優先するかは、
そこに住む人が選択するのが当然のことだと思うのです。
こちらは、コンセプトルーム トイレの床。タイルです。
(便器を置く前です)
こちらも少し変化させました。
この寸法で、この貼り方にしよう!
と、思いついたきっかけは、
ユニクロ(成田店?イオンの近く)で、お買い物をしたときに、
レジの前の床が、こんなふうになっていたのです(詳細にはちょっと違いますが)
それをヒントにこうしよう!と・・・
こちらは、こだわりというより、思いつき。
どちらとも、左官やさんは、通常より手間がかかったと思います。
仕上がりは、どちらも抜群!!!流石!!!という感じでした。
トイレのほうは、現在は便器を置いてしまっているので、見えるところは少しになってしまっていますが、
よかったら、
コンセプトルームの洗面所とトイレの床のタイル、ご覧ください。