皆さん、こんにちは。
アマゾンの森林火災が少し前から報道されていますが、他人ごとに思う人なんてい
ないはずです。だって人間動物は酸素がないと生きていけないからです。
日本の森林面積は67%で150年間そんなに変化がないようです。
67%って言ったら、7割が森林なんです!!
世界全体の森林面積は3割程度なので、日本の森林率は他の国に比べてとても高い
のです。
木を切ってないわけでもないのに?!なぜ??
それは!!
”森林を減らさない制度”
日本では”伐採した木の分だけ苗木を植える”という制度があるそうです。
7割を占める森林はこのためだったんですね~
ここ香取市も自然がたくさんで素敵なところです。(杉花粉はきつい・・・)
素敵だけれども、最近倒木が絶えない場所があり気になっています。
その場所は、中学生の通学路でもあり私も中学生の時は通いました。
その森林が昔とは変わりました。昔は木こりさんっていうのかな?そんな方が木の
枝をはらったりしてくれていて、密集して木が生えていたけど明るかったんです。
今は暗く、ジメジメ、大体倒木があるのは雨が降った後。
こんな危険な道になってしまったのは、手入れがされなくなってしまったからなの
でしょう・・・
この枝をはらう作業がどれだけ大事なのかを調べてみました。
枝をはらう作業を”間伐”=”木の間引き”というそうです。
森林に苗木を植えてから15~20年くらい経ち、木々が成長してくると林の中が
込み合い、隣通しで枝葉が重なり合うようになります。
この状態ではそれ以上枝、葉を広げることが難しくなり、お互いに成長を阻害して
しまいます。そこで、一部の木々を抜き伐ることにより枝葉を広げる空間をつくり
ます。残された木は枝葉を広げることができより多くの光が降り注ぐようになって
健全に成長することができるのです。
また、森林は生命の営みに重要な役割を持っています。間伐により太陽の光が木々
の間から地面まで差し込むようになると、草や低い木、動植物が育って共存するよ
うになります。
間伐を行わないと・・・
・木々の成長が悪く、二酸化炭素の吸収低下
・木がひょろひょろのもやし状になる
・風雪害をうけやすい
・雨で土壌が流れ、根がむき出しになり倒木する
・土砂崩壊の山地災害がおきやすい
木もお手入れがだいじなのですね~
間伐することで太陽光が適度に注ぎ、樹木の成長が促進されるとともに、光合成が
盛んにおこなわれるようになるため、二酸化炭素をたくさん吸収し、温暖化防止に
もつながる。
私たちが森林から受ける恩恵は”酸素”に始まり”安心な環境”と計り知れないです。。
そんな森林は暮らすみんなで気にして守っていきたいですね。
木こりさんが減少する中、管理が難しいのも現状なのでしょうが・・・
yoko