家づくりに欠かせない図面。
平面図・立面図・敷地配置図など。
図面には、寸法が記載されています。
私がこの仕事に携わって間もないころ、
「図面上では入るけど、実際には入らない」
という言葉を聞きました。
???
どういうこと?
と、不思議に感じたのを覚えています。
それは、
記載されている寸法が、
どこからどこまでの寸法か?
ということで、
通常ですと、
柱の芯から柱の芯までの寸法が記載されていることが多いのです。
マルコーホームでは、
120㎜の柱を使います。
壁下地は、10㎜の下地材があり、その上に12.5㎜のプラスターボードを貼ります。
なので、
例えば、壁と壁の間が、910と書かれていた場合、
有効開口巾は、下地の段階で、745㎜になり、
その下地の上に仕上げ材が重ねられるので、
実際745㎜より少し狭くなるということです。
建築に携わる者にとっては、
ごくごく普通のことだそうなのですが、
当時の私には、???な言葉でした。
家って、とても大きな造作物なのですが、
1㎜がとても大切です。