みなさん、おはようございます。

 

昨日のお天気がいい中、K様邸の上棟式(上棟=屋根の一番上の部材、棟木を取り付け

 

ること。)が行われました。

 

K様、おめでとうございます!!

 

 

上棟式は、骨組みもでき家づくりの一つ目の区切りのようで、自分が建てたときも感動し

 

たことを覚えています。

 

1本1本置いてあった木が、組み立てられて木が家になっていく過程です。

 

 

 

 

上棟式は「建前」とも言われますが、工事に関わった人が一同に会し、今後の工事の安全
を祈願し、お互いの協力の元に家をつくり上げていこうとする意思表示の会でもあります。
お客様が「おうちが一番!」と思ってもらえるよう、このあとも丁寧におうちづくりをし
ていきたいと思います。
K様、よろしくお願い致します(o^―^o)

 

 

 

   ☆☆☆

 

 

上棟式の由来のお話があるので、ぜひ読んでみてください。↓

 

 

建前の由来 

 

「本音と建前」

 

昔、とても高名な棟梁がいました。

 

その棟梁が明日が建前という前の晩になって、自分のミスに気づきます。玄関の柱を短く刻

 

んでしまって、どう考えても直せない。棟梁は、自分 の未熟さに死のうと考えます。

 

それを見た棟梁の奥さんが、自分が代わりに死んでも良いとまで思い、棟梁に酒を飲ませて

 

寝かしつけ、寝ないで考えたのが、枡(マス)を使って補修する方法でした。

 

翌朝目覚めた棟梁は、奥さんの差し出した枡を受け取ると、「わかった!」と言い、柱の足

 

りない分を補って事なきを得たのです。

 

ところ が、自分の恥が表に出るのを恐れた棟梁は、自分の表向きの見栄や意地のために、奥

 

さんを殺してしまいました。

 

殺してから棟梁は、自分の犯した罪を悔い、未来永劫、弔うと心に誓い女 の七つ道具(口紅

 

・鏡・櫛・かんざし・おしろい・こうがい・かつら)を棟の上に飾って供養したと言うのが

 

始まりで、建前の儀式となったそうです。

 

「タテマエ」にこだわるあまり妻を殺してしまった男の見栄や意地に、 「ホンネ」で応じた

 

女の悲話が「本音と建前」の語源となったと言われています。

 

 

悲しい話だけど、夫婦としての相手の思いやりが感じられる話でもあります。

 

 

 

yoko