皆さんはもしかして、木は切ったらそのまま材料として使えると思いましたか?
実はそのままでは、建築どころか薪にも使うことができません。
それは、木に水分が含まれているためです。
木は植物なので光合成(理科で昔ならいました)をしながら育っています。
葉から光を取り込んで、根から水を吸い上げるのです。なので切りたては水をたく
さん含んでいます。
ですから、建築や薪に使う際には(気候にもよりますが)1年くらい乾かします。
木材は乾燥することで軽くなる上に、強度まで上がります。
木材は、夏場は湿気を吸い、冬場は乾燥して乾いたり、調湿、断熱、音がやさしく
なる、木目が美しい、クッション性、健康的とこんなにもたくさんの役割をしてく
れるのです。
東京に「木材・合板博物館」がありそこでは木の良さを体験できるところがありま
す。
プラスチックの部屋、木の部屋、アルミの部屋があります。
これに数分ずつ入って、違いを体験するスペースのようです。
体験した方は、プラスチック、アルミは1分すると何とも言えない嫌な感じになっ
たそうです。
そして、木の部屋には心地よさまで感じたようです?
この施設は入館料、無料です。イベントもしていたりするのでぜひ、チェックして
みてください。
yoko